今日は忙しかったです。

当院では通常　連休の狭間というものは余り患者さんが来ないもので、怪我をした方や、テーピングの
張替のように、どうしても必要な患者さんだけがお見えになるような感じの一日となります。

本日5月2日は例外的にかなり珍しい連休の狭間の診療日となりました。本日は午前中より新規の患者
さんが多数お見えになりました。「ぎっくり腰」の患者さんを始め、一般的な「腰痛」そして「顔面神経
麻痺」の患者さんまで、多種多様　本当に様々な新規の患者さんが多い一日でした。「顔面神経麻痺」の
患者さんは久しぶりだったですね。

「顔面神経麻痺」は本当の名称を「三叉（さんさ）神経麻痺」と言います。「顔面神経痛」と言います
と、何かギャグマンガのようですが、私がこの道に入った40年前では、それ程珍しいものではなく、特に
寒い時期に郵便配達の方や、牛乳配達、新聞配達の方がなると言った所謂　職業病的な要素の強いもの
でした。今回お見えになった患者さんは、妹さんの紹介で来院されましたが、二件ほど「整形外科」に
行ってみたり、ほかの治療院にも行ってはみたのですが、一向に良くならず2年が経過したとの事で当院
に来院されたとのこと。

昔は珍しい疾患ではなかったと言うものの、現在ではその数は少ないと言って良いのかも知れません。
以前は外を歩いていても顔面筋が痙攣しているような人を良く見たものですが最近は見なくなりましたか
ら温暖化などの影響もあるのかもしれませんが…。

「神経痛」は私と当院にとって、得意とする分野の治療です、今日は「顔面神経麻痺」の患者さんで
したが、他にも「坐骨神経痛」や「肋間神経痛」も、意外と短期間で、ほぼ完ぺきに治療出来ると思って
います。

現在でも多くの方は「神経痛」特に「坐骨神経痛」などは生涯治らないものと思っている方が大半だと
思います。しかし、それは違います。やり方によっては「神経痛」は治らない病気ではなくなっています
確かに、未だにそう信じている方は多いと思いますが、しっかりと理論が分かっていて、少しばかり特殊
な機器とテクニック、そして数多くの経験があれば、容易い事とは言いませんが、それ程　難しい治療
とも思いません。

実際「顔面神経麻痺」の今日の患者さんも、一度の施術でかなり回復されました。２年以上も他の院で
治療に費やしたにも拘らずです。こう言ったケースは当院では枚挙にいとまがなく、ほぼ毎日のように
このような事が繰り返されています。「神経痛」は一生付き合うもの、と信じ込んでいる方が未だに非常
多いものですが、「常識は覆されるためにある。」と言いますがまさにその通りだと私も思っています。